鋳物の「文化鍋」で最高のお米を炊いて欲しい!
弊社では1950年代からアルミ鋳物(いもの)の「文化鍋」を作っています。鋳物とは高温で溶かしたアルミを型に流し込む製造技術で、複雑な形状の製品でも正確に再現することが可能です。この鋳物による「文化鍋」は高度経済成長期に家庭の必需品として広く普及し、お米を炊く炊飯用の鍋としてどこの家庭でも親しまれていました。
その後、コンピューターを搭載した炊飯ジャーが一般的になり、現在ではあまり見なくなりました。しかし、ボタンひとつで炊飯から保温までできる便利グッズであっても、ふっくらと炊きたてのごはんには敵いません。新型コロナウイルスの蔓延などで自炊の魅力が再認識され、最近は土鍋で炊くごはんや「おひつ」で保存する文化も見直されているようです。弊社では1917年の創業以来、100年以上、3世代にわたって培ってきた鋳造技術で、ごはんが美味しく炊ける文化鍋として「THE BUNKA」を開発いたしました。
創業100年を超えるアルミの鋳物メーカー
文化軽金属鋳造株式会社
大熊 幸彦(おおくま ゆきひこ)
弊社は埼玉県川口市にあるアルミの建築金物、アルミ鋳物の金型鋳造の会社です。1917(大正7)年の創業以来、金型鋳造による薄型鋳物など、数々の鋳物の鋳造を多数手がけてまいりました。現在も鋳物の設計、製造から塗装、研磨、梱包にいたるまで、経験豊富な設計者がトータルな製品管理を行っています。創業から105年、文化鍋の製造から70余年を迎え、最高の文化鍋を開発して、ご家庭に美味しい料理をお届けしたいと思っています。
主要納品先
東京都建設局、地方自治体、UR都市機構、株式会社川口技研、杉田エース株式会社、長野三洋化成株式会社、公益財団法人JKA 他
ポイント
効率の良い熱伝導率と蓄熱性で省エネ
熱効率のよいアルミ合金の鋳物製なので、鍋全体がサッと均一に温まります。さらに鍋の厚みや絶妙なカーブを計算し、鍋内部にたっぷりの蓄熱を実現。保温効果が高く、余熱により旨味が食材に染み込みます。
適度に重い蓋が生む密閉性が時短の秘密
鋳物にしかできない構造で密閉性能を高く設計。蓋に重みを持たせることで、無理のない圧力が密閉効果を高めます。精密な機械加工により鍋の中の水分がフタと本体の間に「水の膜」を作り、より密閉効果を高めて水蒸気を逃がしません。鍋全体に熱が伝わるから調理時間の短縮に役立ち、食材の持つ水分だけで調理する「無水調理」も、従来の無水鍋とは一線を画します。
軽量だから、毎日の料理でも楽ちん
高品質のアルミ鋳物だから、厚みがあるのに鉄やステンレスの約3分の1という軽さ。さらにお鍋の内面には特殊樹脂(フッ素)加工がしてあるので、ノンオイルでも料理がこびりつきません。軽くてさびにくく、洗いやすくて後始末も簡単です。
使いやすさを追求した「使う人にやさしい鍋」
・フタ・ツマミのスペース拡大(日本人の手のひら寸法に合わせて)で使いやすく
・フタ・ツマミの接続面に空気層を作って熱を遮断し、使いやすさ、耐久性向上
・ツマミの固定ネジを回転防止構造採用で耐久性向上
・ふきこぼれ防止構造
・ハンドルを掴んだ時の滑り防止リブでより安全に使いやすく
最高の鍋は開発できた!
あとは量産への最終調整のみ
文化鍋を最初に作った会社として歴史は古いのですが、町工場ということもあり設備も人も充分ではありません。また、親子二世代にわたって使い続けられるものづくりは簡単ではありません。
私たちが開発した新製品「THE BUNKA」も鍋の形状が難しく、金型費やその他の加工治具費が莫大なため、まだ量産には移れない状況です。手に持った時の重量感、ツマミの耐久性、コーティングの強度、量産するための最終的な形状の調整など、製造にあたって最終的に検討するべき項目がまだたくさんあります。この課題を解決するための機材投資、商品開発費(商品原価含む)の出資をお願いし、その返礼としてお得な価格で完成したてのTHE BUNKAをお送り致します。
あるのはやる気だけですが、今回は今までの長い歴史の中で培った鍋づくりのノウハウをすべて叩き込んで、THE BUNKA完成版を作りこみたいと思います!
発売予定のラインアップ
「THE BUNKA(レッド)、取扱説明書、レシピ、鍋つかみ付」
限定300個 独占販売 22,000円 (税込 / 送料込)
「THE BUNKA(ブラック)、取扱説明書、レシピ、鍋つかみ付」
限定300個 独占販売 22,000円 (税込 / 送料込)
製品仕様
内径:20cm
ガスコンロ専用